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SNSのお話

 私自身がSNSを使う身として、触れておくことも必要かと思いましたため、このような形で公開させていただきます。


 以前もどこかで申し上げましたが、本当に度し難い方がたくさんいるのが世の中です。インターネットを使い、簡単に自分の言葉を文字として、動画として公開されるようになって早二十年ちょっとですが一般に浸透したのは日本だとブログやmixiが浸透したあたりからではないでしょうか。現代ではTwitterを始めとしたパッと見、匿名性が保たれている環境下が多いかと思います。

 しかしながら、それは仮名としての匿名性であり、個人情報を書き込まなくても自分が投稿した写真や画像から、個人情報が特定される危険性をはらんでいることをわすれてはいけません。


 あくまでも上記は前置きであり、ここからが私が今回言いたいことの本題になります。冒頭、「度し難い方がたくさんいるのが世の中」と述べましたが、SNSやインターネットの掲示板、動画投稿サイトではそれがあぶり出される形で多くの人に見られることになります。インターネットでの情報サイト発信は一方通行であり、発信した情報に対しては多くの場合が言葉のキャッチボールや議論というのが難しい仕組みです。(この記事もそうであるということを、書きながら気をつけているつもりですが

…)

 私が身をおいているカメラ、写真のSNS界隈は、その界隈だけでなく、コスプレやポートレートモデルをされている方の界隈と関わりを持つ方も多くいらっしゃいます。別々の界隈ですから、それぞれのローカルルールも熟知しきっていないですし、カメラもコスプレもポートレートも日常的に新しく始められて、ついでにSNSも始められる方も日常的に存在します。そうすると、トラブルメーカー(あえてぼかした表現としますが)の方と接触し、嫌な思いをすることも起こりえます。

 

 Twitter等ではリプライという形で一応は会話らしきものができますが、これって言うのは中々お互いの真の意志が伝わらないものではないでしょうか?誰かが余計なことを言って火種が燻ぶったとしましょう。多少良心的な方が、大本の火種の方を諭すようなリプライを送ったとします。非公開アカウントでない限り、その会話は世界中の方が見ることができますため、きつい言い方もできないですし、何より文字数制限もある中で本当に言いたいことが言えるのか、またあくまでも発信した情報は一方通行ですので、そのツイートは正しく読み取ってもらえなかったら余計話がこじれるだけなのです。

 また、トラブルメーカーにあたって嫌な思いをするだけならまだしも、新興宗教の勧誘や怪しいマルチ商法、情報ビジネスに引っかかる可能性もあります。こうなると手口は巧妙化してきてたちが悪いんですよ。ネットワークビジネスの場合は気がついたら、自分の(SNSの中での)世界は同じようなビジネスに手を出している人ばかりになることも起こりえます。あれも宗教みたいなもので、胴元の人が神のような扱いになりますことから、友達も胴元を信仰している中で自分一人が「おかしい」と思ってもそれを言い出せない状況下について置かれます。集団心理の怖いところを極限まで利用したビジネスですから、胴元や運営もそれをわかって世界を作り上げているんですよ。そういうときは、その界隈だけが全てでないという強い意志を持って、逃げ出す勇気も必要かもしれませんね。



 まぁ、SNSで馬鹿なことを言う方はたくさんいますが、度が過ぎると絶対に痛い目を見るんですよ(中には痛い目を見ても気がつかない人もいますが)

まだ、炎上系Youtuberに代表されるように、わざとそういうことをやる方もいますね。炎上することでお金が入ってくるという仕組みを作り上げた方は、モラル的にどうかと思っても、最後のラインである法律は守ってそのようなことをされています。良し悪しは置いておくとすると、非常にクレバーで緻密に練られた戦略の上で炎上しているパターンなので、真似をしようと思ってもできないですよ。



 私が言いたいことは、学生さんやSNSを始めたばかりの方は、Twitterなどで絡む相手を吟味する必要性を理解してほしいということです。このような記事を書く私が、もしかしたら影ではメチャクチャなことをやっているかもしれませんし、逆に一見あちこちにけんかを売ってるように見える方が、よくよく読むとすごくまともな可能性もあり得るのがインターネット、SNSなのです。


 一歩間違えれば、犯罪に巻き込まれ被害に遭う可能性があること、自分が加害者になる可能性もあることを、よく覚えておく必要があるのです。


 

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